「これも拾っていい?」「いいよ」ゴミ拾いコンテストで溶けかけのカボチャを片づけた小学4年生が、先生に激怒された理由とは?

「これも拾っていい?」「いいよ」ゴミ拾いコンテストで溶けかけのカボチャを片づけた小学4年生が、先生に激怒された理由とは? 家族

「ゴミをいちばん多く拾ったペアにお菓子」。放課後のゴミ拾いコンテストで、小学4年生の2人が見つけたのは、どろどろに崩れかけたカビだらけのカボチャだった。大人に「拾っていい?」と確認し、悪臭に耐えながら片づけ終えるころ、教室から先生が飛び出してくる。それは年下のクラスが何か月も続けてきた理科の課題だった。

※注:米国などの小学校には、1年生の前の学年「キンダーガーテン」(5〜6歳。日本の幼稚園の年長にあたる)のクラスが併設されていることが多い。この記事では「年長クラス」と書く。放課後プログラムは、授業のあとに子どもを預かる、日本の学童保育に近い仕組み。

何をやらかした?

📌 小学4年生のとき、放課後のゴミ拾いコンテストで、年長クラスの教室の前にあったカビだらけのカボチャを友達と2人で捨てた。大人に確認して「いいよ」と言われていたが、実は年長クラスが何か月も続けていた理科の課題で、元には戻せなかった

事の発端

9年前、小学4年生だった

投稿者はいま19歳。これは9年ほど前、小学4年生だったころの話だ。

通っていた小学校では、年長クラスの教室だけが、ふだん過ごしている場所から歩いて5分ほど離れたところにあった。投稿者も友達のケリーも、この学校に通い始めたのは1年生から。年長クラスには通っておらず、年下のきょうだいもいない投稿者は、その一角にほとんど足を運んだことがなかった。年長クラスが毎年やっている課題があることも、2人は知らなかった。

賞品はお菓子、範囲は決められていた

当時、投稿者は放課後プログラムに通っていた。ある日、4年生のグループを受け持つリーダーの女性がコンテストを開く。ゴミをいちばん多く拾ったペアが、お菓子箱からお菓子を1つもらえるというものだ。

拾ってよい範囲はきっちり決められ、2人1組で回ることになった。投稿者が組んだ相手はケリーだった。

やらかしの一部始終

溶けかけのカボチャを見つけた

決められた範囲を歩いてゴミを拾っていると、2人はひどくカビの生えたカボチャがいくつも置かれているのを見つけた。カビのせいで、ほとんど溶けかけているように見えたという。

ケリーが放課後プログラムのリーダーに「このカボチャも拾っていい?」と尋ねると、返事は「いいよ」だった。

触っただけで崩れた

拾おうとすると、カボチャは触れただけで崩れた。当時のことはあまり覚えていないそうだが、中から出てきたコバエと悪臭、それに正体の分からないどろっとした汁がとにかく気持ち悪かったことは記憶に残っている。

カボチャにも、その近くにも、ラベルの類は一切なかった。ハロウィンはとっくに過ぎていたはずで、2人は「片づけ忘れた飾りだろう」と思い込んでいた。

教室から先生が走ってきた

捨てられるものはほぼ捨て終えたころ、年長クラスの先生が走って出てきた。ものすごい剣幕だった。正確な言葉は覚えていないが、「あなたたち2人が、うちのクラスの理科の課題を台無しにしたのよ。あの子たちは何か月もかけてきたのに」という趣旨だったという。何か月だったのかは思い出せないものの、かなりの期間だった。

触れば崩れ、虫だらけになっていたカボチャを元に戻すことはできない。課題を救う手立てはもうなかった。

その後

2人は放課後プログラムのリーダーにも叱られ、コンテストから外された。「拾っていい」と答えた、その本人にである。投稿者は「あの場で頼れる大人はリーダーだけだったのに、あっさり私とケリーのせいにされた」と振り返っている。

台無しにしてしまったことを気に病んでいると、同じグループの子たちから「あれは毎年やってる課題だよ」と教えられた。むしろ「なんで今まで見たことがないの?」と不思議がられたそうだ。

「19歳のいまなら、腐ってカビだらけのカボチャが置いてあるのには理由がある、捨てちゃだめだ、と常識で分かる。でも当時は、気持ち悪く見えるものは捨てなきゃいけないものだと思っていた」と投稿者は書いている。

投稿者はコメント欄でこう補足している。

  • 2人はしばらく年長クラスの教室の前にいた。気持ちの悪いカビに手を出すかどうか迷い、リーダーに聞きに行き、戻ってきてからもカボチャの前で立ち止まっていた。その間、先生が止めに出てくることは一度もなかった。出てきたのは、ほとんどを拾い終えて、地面に汁とカビまじりの土が残るだけになってからだった
  • 年長クラスには専用の遊び場があり、そこには屋外で実験や観察をするためのテラスのような場所もあった。「カボチャはそこに置くべきだったと思う」
  • ケリーの妹がちょうどその年長クラスにいて、カボチャの課題に参加していた。ケリーと妹はあまり仲が良くなかったので、わざとやったように見えかねなかった。ケリーも投稿者と同じように、ひどく落ち込んでいた。「リーダーが先生に謝って、『私がいいと言いました』と伝えてくれるだけでよかったのに」
  • 何を調べる課題だったのかは、投稿者もはっきりとは書いていない。コメント欄で出た「カビが広がる様子を記録していたのでは」という見方に、「そうだとしても、もっといい置き場所があった」と応じている
  • 投稿者の知るかぎり、課題がやり直されることはなかった。「10年も罪悪感を抱えてきたの?」と聞かれると、「正確には9年前。そのとおり、いまでも申し訳なく思っている。子どもたちはそこまで落ち込んでいなかったかもしれないけれど、あの子たちと先生のことを思うとつらい。先生は時間と手間をかけて、子どもたちのために自分のお金まで出していたのに」と答えた

海外の反応

1. やらかし名無しさん
大人が2人そろってしくじって、子ども2人のせいにした話だよね。腐ってゴミにしか見えないカボチャなら、ラベルを付けておくべきだった。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
聞いて「いいよ」と言われたなら、責任は言った側にある。自分のミスを子どもにかぶせる大人がいるなんて驚きだよ。それにしても、カボチャが腐るのを眺めるだけって、ずいぶん手のかからない理科の課題だな。

3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
手抜きに見えるけど、小さい子には意外といい題材だと思うよ。「放っておいた食べ物はこうなる」が目で見て分かるから。ただ、置き場所とラベルの件は別問題。

4. やらかし名無しさん
正体の分からない「ゴミ」が観察のために置いてある場所を、子どもに掃除させちゃだめでしょ。どっちも単独なら良い企画なんだよ。小さい子がカビについて学ぶのも、別の子たちがゴミ拾いで競うのも。先生はラベルを付けるか、ゴミ拾いの担当者に「うちの場所は触らないで」と伝えておくべきだった。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
ほんとそれ。しかも2人は拾う前にちゃんと確認までしてる。段取りの悪さを4年生2人に押しつけたのは大人のほうなんだから、投稿者は自分を責めなくていい。

6. やらかし名無しさん
話を聞くかぎり、いちばん悪いのは放課後プログラムのリーダーじゃないかな。「いいよ」と言ったのはその人なんだし。

7. やらかし名無しさん
そもそも、大人の付き添いもなしに子どもをよそのクラスの場所へ「ゴミ」拾いに行かせるのがおかしい。捨てていいか確認までしたんだから、これは完全にリーダーの責任。リーダーがきちんと責任を問われたことを願うよ。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
「いいよ」と言う前に、自分の目で一度見に行けば済んだ話なんだよね。溶けかけのカボチャがいくつも並んでいたら、大人なら「何かあるな」と気づけたかもしれないのに。

9. やらかし名無しさん
ちょっと待って、その罪悪感を10年もずっと抱えてきたの? 小学4年生のときの話だよね?

10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
もっと些細なことを、もっと長く引きずっている人だっていくらでもいるよ。自分も小学校のころに言ってしまったひと言を、いまだに夜中に思い出す。

11. やらかし名無しさん(>>9への返信)
少しでも気が楽になるなら言うけど、当の年長さんたちはたぶん誰も覚えてないよ。先生が悲しそうだったから5分くらいしょんぼりして、家に帰ったらもう忘れてる。あの年頃はそういうもの。

12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
いや、「ある日カボチャが消えた」ことだけ妙に覚えてる子が1人くらいはいそう。子どもの記憶って変なところだけ残るから。でも恨んではいないと思うよ。

13. やらかし名無しさん
これ、いったいどこの話? 自分が年長のころなんて「理科」が何なのかも知らなかったと思う。まして理科の課題に参加するなんて、とても無理だったはず。

14. やらかし名無しさん
それで、捨てたあと先生からは何か言われたの? そこが気になる。

15. やらかし名無しさん
しくじったのはラベルを付けなかった年長クラスの先生のほうで、投稿者じゃないよ。ゴミ拾いという良いことをしていた小学生に怒りをぶつけるのは筋が違う。話をする相手は放課後プログラムのリーダーでしょ。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
先生も気の毒ではあるんだよ。毎年やっている課題だから「見れば分かる」と思い込んでいたのかもしれない。それでも、別の大人が「いいよ」と言った以上、子どもたちのせいにはならない。

17. やらかし名無しさん
教員をやってるけど、外に置く観察物には「さわらないでください」の札を必ず付けてる。札がなければ、親切な誰かがきれいに片づけてくれるものだと思っておいたほうがいい。

18. やらかし名無しさん
小学生のとき、教室の隅で観察していたカビの生えたパンを、掃除当番の子が「誰かの食べ残し」だと思って捨てたことがある。クラス全員、怒るより先に笑ってしまった。

19. やらかし名無しさん(>>18への返信)
うちは逆で、枯れた鉢植えを「もうだめだろう」と片づけたら、隣のクラスが観察中の鉢だった。あのときの気まずさはいまも覚えてるから、投稿者の気持ちはよく分かる。

20. やらかし名無しさん
先生が自分のお金で教材をそろえている、というのも気になった。どこの国の話なんだろう。そういうのは学校が出すものじゃないの?

21. やらかし名無しさん(>>20への返信)
国は書かれていないけど、アメリカなら先生が教室で使うものを自腹で買うのは珍しくないと聞くよ。だからこそ、あの剣幕になったのかもしれない。怒る相手は違うけどね。

22. やらかし名無しさん
見方を変えれば、ゴミ拾いコンテストとしては文句なしの優勝だったと思う。コバエと悪臭に耐えてあれを片づけたペアが失格だなんて。お菓子の1つくらいあげてほしかった。

まとめ

大人に確認までしてから片づけたのに、叱られたのは小学4年生の2人だった。海外の反応は「悪いのはラベルを付けなかった先生と、『いいよ』と言ったリーダー」という見方が大半で、9年たっても申し訳なさを抱える投稿者には「もう自分を責めなくていい」という声が寄せられた。学校で育てているものや観察中のものを、誰かがうっかり片づけてしまう。日本でも身に覚えのある人は少なくなさそうだ。

元ソース: 年長クラスの子どもたちの理科の課題をまとめて捨ててしまい、何か月分もの積み重ねを台無しにした話

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