甥っ子に触られたら困る。そう思って、出しっぱなしだったパスポートを本棚の分厚い本に挟んだ――ここまでは、誰でもやりそうな話です。ところが投稿者は挟んだことをすっかり忘れ、数か月後の大掃除で、その本ごとチャリティショップに寄付してしまいました。気づいたのは、上司からドイツ出張の話を聞かされたあとのことです。
※注:チャリティショップは、寄付された古着や古本などを販売し、その売上を慈善団体の活動費にあてる店のこと。
何をやらかした?
📌 甥っ子に触られないよう、パスポートを本棚の分厚い本に挟み、「あとで戻そう」と思ったまま忘れてしまった。数か月後、その本を不用品と一緒にチャリティショップへ寄付。本はすでに売れていて買った人も分からず、再発行は間に合わないため、ドイツの見本市への出張を逃すことになった。
事の発端
来客前の片づけで、パスポートを本の間へ
しばらく前のことです。投稿者のきょうだい(姉妹)が子どもたちを連れて遊びに来ることになり、投稿者はアパートの部屋を片づけていました。ちょうどそのとき、パスポートがほかの書類と一緒に出しっぱなしになっていたそうです。
甥っ子に手に取られては困る。そう考えた投稿者は、本棚にあった分厚い本の間に、パスポートをすっと滑り込ませました。
「あとで戻そう」のまま数か月
「あとで元の場所に戻そう」と思ったことは、はっきり覚えているといいます。そして、きれいさっぱり忘れました。
それから数か月、パスポートが必要になる場面は一度もありませんでした。思い出すきっかけがないまま、時間だけが過ぎていきます。
やらかしの一部始終
袋2つ分の不用品をチャリティショップへ
その数か月のあいだに、投稿者はもう一度、大がかりな片づけをしています。このとき、あれこれ不用品を詰めた袋を2つ、地元のチャリティショップに寄付しました。中には、何年も手に取っていなかった本も入っていました。
上司から「パスポートの情報を送って」
そして先週のこと。投稿者は上司から、会社から数人をドイツの見本市に派遣すると告げられます。投稿者もその一人でした。出張の手配をまとめて進めるので、パスポートの情報を送ってほしい、という話です。
投稿者はここで初めて、自分のパスポートがどこにあるのか、まったく見当がつかないことに気づきました。
本棚を眺めていて、すべてを思い出す
引き出し、書類のファイル、リュック、スーツケース。部屋じゅうを片っ端から探しても、パスポートは出てきません。探し尽くして本棚をじっと眺めていたとき、ふいに記憶がよみがえりました。「そうだ、本に挟んだんだ」。
ところが、その本が棚にありません。数か月前に寄付した袋の中に入れたのだと思い出すまでに、さらに1分かかったそうです。
その後
投稿者はチャリティショップに電話をかけ、事情を説明しました。店は確認してくれたものの、本はとうの昔に店頭から消えていました。寄付された本を誰が買ったのか、1冊ずつ記録しているわけでもありません。手がかりは、そこで途切れました。
投稿者はパスポートの紛失を届け出て、再発行の手続きを調べ始めました。けれども、ドイツ行きの日程までにすべてを済ませるのは、どう考えても無理でした。同僚たちは、投稿者抜きで見本市へ向かいます。
「本なら、パスポートの一時的な置き場所にちょうどいい」。かつてのその思いつきひとつで、パスポートは永久に手元から消え、ドイツ出張まで逃すことになった――投稿者はそう締めくくっています。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
だからこそ「一度触ったら最後まで」の原則が理にかなっているんだよ。手に取った物は、あるべき場所に収めるまで手を離さない。痛い教訓だけど、たいていは一度で身につく……。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
問題は年を取ることなんだ。ついさっきまで「ちゃんとやろう」と思っていたのに、上の空でうっかりやってしまうのが、本当に簡単になる。
3. やらかし名無しさん
大急ぎで部屋を片づけている最中に、どの本に入れたかを覚えていられると思ったの? すぐ取り出せる場所だと思った? 甥っ子の手が届かない高い棚に、ぽんと置いておくほうがまだ分かるよ。別の物の「中」に入れるよりはね。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
「安全な場所」にしまった物ほど見つからなくなるんだよね。自分も合鍵を「絶対になくさない場所」にしまって、いまだにその場所を思い出せない。片づけ中の「とりあえず」がいちばん危ない。
5. やらかし名無しさん
……自分の本を人に譲ってしまうなんて、いったいどんな変わり者なんだ?
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
愛を分かち合いたいタイプの変わり者だよ。
7. やらかし名無しさん
パスポートって、それなりに厚みがあるよね。本を持ち上げたときに、するっと落ちてきそうなものだけど?
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
分厚い本だったと書いてあるし、真ん中あたりに深く挟んだら、案外落ちないんじゃないかな。古本を買ったら、前の持ち主のレシートや写真が挟まったままだったことが何度かあるよ。
9. やらかし名無しさん
その本を買った人が、パスポートを届けに店へ戻ってこなかったのが不思議だな。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
何年も開かれなかった分厚い本なんでしょ。買った人の本棚でも、まだ一度も開かれていないだけかもしれないよ。
11. やらかし名無しさん
いまごろどこかの誰かが、チャリティショップで買った古本から、他人の身分証をおまけで手に入れているわけだ。史上最悪のしおりだね。
12. やらかし名無しさん
これ、アメリカの話? アメリカなら、急に国外へ出ることになった場合は、当日から2週間ほどでパスポートを出してもらえることが多いよ。旅券の窓口が近くにあるならなおさら。会社にダメと言われたか、見本市がもう終わってしまったのでなければ、諦めるのはまだ早い。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
「チャリティショップ」という言い方をしているから、投稿者はイギリスの人じゃないかと思う。
14. やらかし名無しさん(>>12への返信)
仕事で出発する当日に、パスポートが見つからなかったことがある。その便は結局、航空会社の都合で欠航になったんだけどね。いちばん近い旅券事務所に予約を入れて、翌朝4時間かけて車で向かったら、3時間後には再発行してくれた。そのまた3時間後には、事務所のある街から飛行機に乗っていたよ。トイレに行く人に5分おきに肩をぶつけられる、なかなかひどいフライトだったけど、初日の夕食会には間に合った。逃したのは1日目の日程だけ。
15. やらかし名無しさん(>>12への返信)
国によっては、そんなに急ぎで出してもらえることがあるのか。ただ投稿者は「調べたけれど間に合わない」と書いているから、投稿者の国や日程ではどうにもならなかったんだろうね。
16. やらかし名無しさん
自分のパスポートは、英語・オランダ語辞典のページの間にしっかり挟んである。あれなら当分、誰にも触られないと思うんだ……。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
この話を読んだ直後にそれを書けるのがすごい。大掃除のときは、その辞典だけは寄付の袋に入れないようにね。
18. やらかし名無しさん
友人が、本をくり抜いて手作りした「隠し金庫」をくれた。家にちゃんと金庫があるのに、なぜかそっちにパスポートと現金を入れてしまってね。スペインにいる子どもに会いに行く前、2日間、家じゅうをひっくり返して探したよ。キャンセルするしかなくなる5時間前、肩を落として階段を下りていたら、本棚に見慣れない本が1冊あるのが目に入って……。心の底から、ほっとした。
19. やらかし名無しさん
貴重品をしまうなら、ちゃんとした金庫を買ったほうがいいよ。アパートにも無理なく置ける小さいのが売っているから。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
上の「隠し金庫」の人は、ちゃんとした金庫があるのに本のほうへ入れてしまったらしいけど……。入れ物より、「決めた場所に戻す」習慣のほうが大事なのかもしれない。
21. やらかし名無しさん
社会保障番号のカード(身分の証明に使う大事な公的書類)をなくして、何年もコピーでしのいでいた。結局、しおり代わりに使っていたらしい。本を詰めた箱をようやくいくつか開けて、懐かしく眺めていたら出てきたよ。
22. やらかし名無しさん
いまにして思えば、甥っ子にパスポートを触らせておいたほうが、まだマシだったね。
まとめ
甥っ子から守るために本へ挟んだパスポートを、本ごと寄付してしまった投稿者。海外の反応は「手に取った物は、定位置に置くまで手を離すな」という教訓と、「自分も辞典に挟んでいる」「本型の隠し金庫に入れて2日間探し回った」という身に覚えのある声が中心でした。へそくりや印鑑を本や引き出しの奥にしまい込んで忘れる話は、日本でもおなじみです。「とりあえずの置き場所」ほど、あとで自分を困らせるものはないのかもしれません。
元ソース: パスポートを挟んだままの本を寄付してしまった話

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