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「飲む前にカプセルを開けたら、中が空っぽだった」——効かない日の犯人は2年前の自分だった話

「飲む前にカプセルを開けたら、中が空っぽだった」——効かない日の犯人は2年前の自分だった話 体調・身体

「最近、薬が効く日と効かない日があって不思議だったんだ」。ある投稿者が、集中力の薬を飲んでも一日中ベッドから出られない日が続いた理由を調べたところ、犯人は他の誰でもなく「2年前の自分」だった。しかも、自分でしかけた“ある仕込み”をすっかり忘れていたという、なんとも締まらないオチが待っていた。

※注:ヴァイバンス(Vyvanse)とストラテラ(Strattera)は、どちらも集中力が続きにくい特性(ADHD)の治療に使われる薬。ヴァイバンスは飲むとシャキッとするタイプ、ストラテラはゆるやかに整えるタイプ、とざっくり覚えておけば本文は読めます。

何をやらかした?

📌 2年前の自分が「自己暗示用」として中身を抜いた“空っぽカプセル”を、普通の薬と同じ瓶に戻していた。それをすっかり忘れた現在の自分が、効く日と効かない日があるのは体調のせいだと2週間以上も悩み続けた。

事の発端

3年前に診断、薬は少しずつ変わってきた

投稿者は集中力が続きにくい特性を持っていて、診断を受けたのは3年前。最初はシャキッとするタイプの薬を使っていたが、医師の判断で「いまはそこまで必要ない」となり、ゆるやかに整えるタイプの薬一本に切り替えていた。在宅の仕事をこなすぶんには、それでしばらくうまく回っていたという。

仕事じゃない勉強を始めたら、急に歯車が狂った

ところが最近、仕事とは関係のない、しかも本人いわく「正直そこまで興味があるわけでもない」分野の勉強を始める必要が出てきた。すると特性が一斉に「やだ」を発動。決まった時間に机に向かうのが地獄のようにつらく、ベッドから起き上がることすらできない日が続いた。集中もまるでできない。そこで医師と相談し、久しぶりにシャキッとするタイプの薬を再開することになった。

やらかしの一部始終

古い瓶を引っぱり出して再開、なのに効きがバラバラ

薬は安くない。投稿者は「まだ期限も切れてないし、もったいない」と、以前使っていた古い瓶からそのまま飲み始めた。ところが、これが妙だった。バッチリ効く日もあれば、まるで何も飲んでいないかのような日もある。後者の日はベッドから出られず、集中力もゼロ。「同じ薬なのに、どうしてこんなにムラがあるんだ?」と、本人は自分の体調や相性をしばらく真剣に疑っていた。

飲む前にカプセルを開けてみたら、中が空っぽだった

そしてある日。なんとなく、飲む直前にカプセルを開けてみた。すると——中身が、ない。空っぽ。そこで一気に記憶がよみがえった。2年前の自分が、こう考えていたのだ。「自分を納得させたいときのために、偽薬を用意しておくと便利かもしれない」。そして実際にいくつかのカプセルの中身を抜き、薬の成分は説明書に従って水に溶かして飲み、空にしたカプセルを、よりによって普通の薬と同じ瓶に戻していたのである。本人いわく、これは自己暗示の道具で、たとえば化学の試験前に「化学=ピンク」と決めたピンクの偽薬を飲むと、その日の内容を思い出しやすくなる、という記憶術の一環だった。中身を抜いたところまではよかった。問題は、それを通常の薬と一緒くたに保管し、2年後にすっかり忘れていたことだった。

その後

つまり「効かない日」の正体は、ただの空きカプセルを律儀に飲んでいただけ、という拍子抜けな真相だった。体調でもなければ、薬との相性でもない。2年越しに自分で自分を引っかけていたわけで、本人も「過去の自分の親切心に、今の自分が思いきり足を引っ張られた」と苦笑い。海外の掲示板に「うっかり自分の薬を妨害してた」と投稿したところ、同じ特性を持つ人たちから「めちゃくちゃ自分ごとだ」「過去の自分が一番のいたずら好き」と、共感と笑いがどっと寄せられた。教訓があるとすれば、自作の小道具を本物に混ぜて保管してはいけない、そして未来の自分は思った以上に何も覚えていない、ということだろう。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
偽薬を仕込んだこと自体を忘れちゃうの、同じ特性持ちとしては「あるある」すぎて笑った。むしろこれぞ本人らしさというか、すごく腑に落ちる展開だわ。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
わかる。仕込んだ瞬間は完璧な作戦だと思ってるんだよね。で、2年後には影も形も記憶に残ってないっていう。未来の自分、ほんとに容赦ない。

3. やらかし名無しさん
ちゃんと中身は水に溶かして飲んでたって書いてあるのが地味にえらい。捨ててたわけじゃなくて、空き容器を再利用しようとしてただけなんだよね。倹約家か。

4. やらかし名無しさん
「効く日と効かない日がある」って真剣に体調を疑ってた期間、想像すると切なくて笑える。原因が自分の過去の発明品って、ミステリーとしては一番がっかりするオチだ。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
推理小説だったら「犯人は2年前のお前だ」で全員ずっこけるやつ。しかも動機が善意っていうのがまた厄介でいい。

6. やらかし名無しさん
飲む前にカプセルを開けてみる、っていう行動を取った今日の自分をまず褒めてあげてほしい。普通はそのまま飲んで一生気づかないやつだから。

7. やらかし名無しさん
偽薬で自分をだます記憶術、初めて聞いたけど面白い。色とにおいで脳に「いまは化学の時間」って合図を送るやつでしょ。理屈はわかる、わかるんだけど、運用がガバガバすぎたね。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
ガムの味で集中スイッチ入れるのと同じ発想だよね。アイデアは賢いのに、本物の薬と同じ瓶に戻す管理だけが致命的だった。惜しい。

9. やらかし名無しさん(>>7への返信)
そう、根っこは真っ当な記憶術なんだよ。問題は「あとで自分がこれを忘れる」っていう、一番予測すべき変数を計算に入れてなかったことだけ。

10. やらかし名無しさん
薬って人によって効き方がほんとにバラバラで、コメント欄を読んでると改めてそう思う。自分に合うものに出会えてるのはわりと運がいいことなんだなと。

11. やらかし名無しさん
高い薬をもったいないからって古い瓶から飲む気持ち、すごくわかる。まさかその節約精神が2年前の地雷を踏むことになるとは、誰も思わないよね。

12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
「もったいない」が伏線回収してくるの、人生の脚本がうますぎる。新しい瓶を開けてたら一生気づかなかった可能性すらある。

13. やらかし名無しさん
自分も忘れっぽいから、未来の自分への申し送りは付箋でもメモでもとにかく外部に残すようにしてる。脳内メモは1日でデータが消えるからまったく信用してない。

14. やらかし名無しさん
善意で未来の自分のために仕込んだ罠に、未来の自分がきっちりかかるの、構造としてあまりに美しい。これ短編小説にできるよ。

15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
タイムカプセルを開けたら中身が空っぽで、空にした犯人も自分だった、みたいな話だね。誰も傷つかないのが救い。

16. やらかし名無しさん
体調を疑って落ち込んでた数週間、本人にとっては地味につらかったと思う。だからこそ、原因が拍子抜けなオチで本当によかった。深刻じゃなくてホッとした。

17. やらかし名無しさん
記憶術として偽薬を使うアイデア自体は賢いんだよね。色で教科を連想させるとか、ちゃんと心理学っぽい裏付けもありそう。ただ、保管場所だけは分けようね、という教訓に尽きる。

18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
ほんとそれ。アイデアの賢さと、運用のうっかりさの落差がすごい。賢い人ほどこういう自爆スイッチを自分で作りがちなのかもしれない。

19. やらかし名無しさん
これを「やらかし」として笑い話に昇華して投稿できる時点で、もう十分えらいと思う。自分なら一生気づかないか、気づいても誰にも言わずに墓場まで持っていくやつ。

20. やらかし名無しさん
未来の自分は赤の他人、ってよく言うけどまさにこれ。善意で残したものが、何の説明書きもないと2年後にはただの謎の罠になる。教訓として刺さった。

まとめ

「効く日と効かない日があるのは体調のせい」と思い込んで悩んでいたら、犯人は2年前に自分が仕込んで忘れていた“空っぽカプセル”だった、という締まらないオチの一件。海外の反応は、同じ特性を持つ人からの「あるあるすぎる」という共感と、「未来の自分は何も覚えていない」「善意の罠に善意の本人がかかる構造が美しい」という温かい笑いが中心だった。深刻なオチでなくてよかった、と多くの人がホッとしていたのが印象的。アイデアそのものより、未来の自分は他人だと思って外部にメモを残すこと——それがこの話の小さな教訓かもしれない。

元ソース: うっかり自分の薬を自分で妨害していた話