「高い物だから返してほしいって」——2週間放置された忘れ物を使い切った後に届いた連絡

「高い物だから返してほしいって」——2週間放置された忘れ物を使い切った後に届いた連絡 体調・身体

家に友達を呼んで、みんなで支度をして出かける。そんな夜のあとには、たいてい誰かの忘れ物がカウンターに残っている。今回の投稿者が何気なく手に取ったのは、持ち主も分からない小さなスプレーと小瓶だった。2週間後、「返してほしい」という連絡と一緒に、彼女はその値段を知ることになる。

※注:この話に出てくる「セッティングミスト」は、メイクの仕上げに顔へ吹きかけて崩れにくくする霧状のスプレーのこと。また、投稿者が抱えている「学生ローン」は、学費の高いアメリカで多くの人が卒業後も何年も返し続けている借金のこと。金額は1ドル150円で換算している。

何をやらかした?

📌 20代の女性が、自宅に置き忘れられていた化粧品を「誰のものか分からないまま」2週間使い続けた。持ち主は親しい友達ではなく、共通の知人。返却を求められた時点で、スプレーはほとんど空、目元用のクリームも大きく減っていた。買い直すと合わせて130ドル(約1万9500円)——それは彼女のひと月の食費と、ちょうど同じ額だった。

事の発端

忘れ物が当たり前になっている家

投稿者は20代の女性。出かける前や帰ってきた後に友達を家に呼んで、一緒にメイクをしたりお酒を飲んだりするのが日常だという。人が集まれば、上着もバッグも化粧品も飲みかけのお酒も残っていく。大事そうな物や親しい友達の物なら取っておくが、それ以外は処分してしまうのが彼女のやり方だった。

仲のいい友達同士では、服もアクセサリーも化粧品も回し合う関係。「不衛生だと言われるのは分かっているけれど、目元用以外は昔から共有してきたし、私たちは気にしていない」と、本人も先回りして書いている。

カウンターに残された、持ち主不明の小瓶

ある日の集まりのあと、洗面所のカウンターに化粧品がいくつか残っていた。置いていったのは、共通の友達を介して来た知り合いで、彼女自身とはそこまで親しくない相手。しかもその日は何人も来ていたので、どれが誰の物なのかも分からない。持ち主不明。誰からも連絡はない。——彼女はそれを、試してみることにした。

やらかしの一部始終

「これ、すごくいい」と思ってしまった2週間

使ってみると、これがかなり良かった。仕上げに吹きかけるスプレー(セッティングミスト)も、目元のクリームも、いつも使っている物とは肌の乗りが違う。持ち主からの連絡は相変わらずないまま、彼女は2週間、その2本をほとんど自分の物のように使い続けた。

「高い物だから返してほしいって」

2週間が過ぎたころ、共通の友達からメッセージが届く。「あの子、置いてきた物を本当に返してほしいって。高い物なんだって。いつなら取りに行ける?」

最初は「取りに来てもらえばいいだけ」と思った。ところが返す準備をして手に取った瞬間、血の気が引いた。スプレーはほとんど残っていない。目元のクリームも、見て分かるほど減っている。気づかれるだろうか。いや、その前に新品を買って入れ替えてしまえばいい——そう考えて、彼女は商品名で値段を調べた。

スプレーが約50ドル、日本円で約7500円。目元のクリームが約80ドル、約1万2000円。合わせて130ドル、約1万9500円だった。

その後

彼女がその数字に打ちのめされたのには、理由がある。130ドルは、彼女がひと月の食費に充てている全額と、ぴったり同じだったのだ。学生ローンの返済を抱えた暮らしの中で、そこからもう一度同じ額をひねり出す余裕はない。

「値段を知っていたら、絶対に使い切ったりしなかったし、そもそも手も付けなかった。返してほしいという相手の気持ちは当然だと思う」と彼女は書いている。それでも、投稿にはもう一つの本音が続く。——使ったことを問い詰められたときに「買い直すお金がありません」と認めるのが、どうしてもつらい。自分より余裕のある相手に、お金がないと打ち明けるのが恥ずかしい。ほとんどプライドの問題だ、と。

別の友達は「見つけた人のものでいいでしょ」「2週間も連絡してこなかった方が悪い」と言ってくれたそうだが、それを盾にするのは失礼だと本人も分かっている。「悪いのは自分」と書きながら、コメント欄では何度も「一言連絡さえくれていれば、こんなことにはならなかったのに」と繰り返していた。最後には「お互いにミスをしたんだと思う。ただ、悔しい」と書き残している。実際に本人へ打ち明けたのかどうかは、いまのところ続報がない。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
使ってしまったのはさすがにまずい。集まりの後に残っていた物が、そのまま自分の物になるわけじゃないよ。まず返して、使った分は少しずつでもいいから返す準備をしよう。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
本当にこれに尽きる。正直に「使ってしまった」と言って、返し方の提案までセットで出せば、たいていの人は怒りきれないものだと思う。

3. やらかし名無しさん
正直に言うのが結局いちばん安上がりなんだよな。黙って新品を買って戻そうとすると、その1万9500円を今すぐ用意しなきゃいけなくなる。打ち明けるだけなら0円で済む。

4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
実際「半分くらい使いました、半額を4回に分けて払います」で丸く収まった話はよく聞く。相手が見てるのは金額そのものより、隠そうとしたかどうかの方だったりする。

5. やらかし名無しさん
置き忘れられていたのが財布だったと想像してみてほしい。中に入っていた1万円札を「2週間取りに来なかったから」という理由で使う人はいないでしょう。

6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
化粧品だと感覚がゆるむんだよね。中身が減っても見た目はそんなに変わらないから。値札を見た瞬間に、いきなり財布と同じ重さになる。

7. やらかし名無しさん
たぶん少数派だけど、2週間放置した側も無傷ではないと思う。共通の友達を通じて連絡する手段はあったのに、一度も声をかけていないわけで。高い物なら普通は翌日に取りに来る。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
それでも「連絡が来なかったから使っていい」にはならないよ。どちらも少しずつ悪い、が実際のところだと思う。真ん中で折り合いをつけるしかない話。

9. やらかし名無しさん(>>7への返信)
大学時代、たまり場になっていた友人の家は「3日以内に連絡がなければ処分します」と最初に宣言していた。忘れ物が溜まる家はそれくらい割り切っていい。ただし宣言が先。

10. やらかし名無しさん
「これ誰の忘れ物?」とグループに一言投げるだけで、全部防げた話ではある。持ち主を特定するのが面倒でも、その一言は30秒で終わる。

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
投稿者の「忘れ物の一覧表を作って全員に確認して回るのは現実的じゃない」という言い分も分かるけど、一言だけならたしかに現実的だよね。

12. やらかし名無しさん
大人になるための授業料としては、まだ安い方だと思う。「使いました、ごめんなさい、こう返します」の3点セットを言えるようになれば、この先ずっと使える技術になる。

13. やらかし名無しさん
プライドのくだりがいちばんしんどいところだよな。お金がないと認めるのが恥ずかしくて、結果的にもっと高くつく選択(黙って新品を買う)に走りそうになる。

14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
分かる。ただ相手からすると、「弁償できません」より「黙って使われた上に嘘までつかれた」の方が何倍も傷つく。恥ずかしさで隠す方が、最終的には高い買い物になる。

15. やらかし名無しさん
ところで、どこのブランドなの?いや本気で知りたい。7500円のスプレーがそこまで違うなら、ちょっと試してみたい気持ちがある。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
みんなそこが気になってるの、正直だな。でも「思っていたよりいい物だ」と気づいた時点で、「これは返さなきゃ」に切り替われるかどうかの分かれ道だった気もする。

17. やらかし名無しさん
悪かったと思えているなら、まだ十分間に合う。私も昔、友達の3000円くらいのファンデーションを勝手に使って白状したことがあるけど、想像の10分の1しか怒られなかった。

18. やらかし名無しさん
全部使い切ったわけじゃないなら、残っている量を見せて半額を提案するのは十分アリだと思う。未開封の新品を買って返す義務まではないでしょう。

19. やらかし名無しさん(>>18への返信)
それは渡す前に言った方がいい。相手が「そのまま返ってくる」と思って受け取ってから中身が減っていると知ると、同じ事実でも受け取られ方がまるで違ってくる。順番の問題。

20. やらかし名無しさん
借金を抱えている人にカードでの買い足しは普通なら勧めない。でもこれは例外で、人の物を使ってしまった分だけは、自分の家計の都合とは別枠で先に片付けた方が、後々ずっと楽になる。

まとめ

持ち主の分からない忘れ物を2週間使い続けたら、それは自分のひと月の食費と同じ値段の化粧品だった、という話。海外の反応は「使った側が悪い、まず正直に言って少しずつ返す」で大きくまとまり、一方で「2週間も連絡しなかった側にも落ち度はある」という声も一定数あった。共通していたのは、金額そのものより「隠そうとしたかどうか」で相手の受け取り方が決まる、という指摘。値札を見る前に戻れたら、と誰もが一度は思ったことのある話でもある。

元ソース: 人の化粧品を使ってしまい、買い直すお金がないのに返してほしいと言われた話

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